業務用冷蔵庫の水漏れ・水が出る原因と対処|ドレン詰まりを確認

トーキョーアポロメンテナンス

 

業務用冷蔵庫の下から水が出ている、床が濡れている——営業中に見つけると焦るトラブルです。ただ、冷蔵庫の水漏れは故障とは限らず、排水経路の詰まりなど、確認すればその場で改善できるケースもあります。一方で、放置すると水漏れが悪化したり冷却不良につながったりして、食材管理や営業に支障が出るおそれもあります。この記事では、24時間365日対応のトーキョーアポロメンテナンスが、業務用冷蔵庫から水が出る主な原因と、営業を止めずにできる確認・応急処置、業者に相談すべき目安を解説します。

まず確認したい3つのこと

原因を絞り込むために、修理を呼ぶ前に次の3点を見ておくと話が早く進みます。

▶ どこから漏れているか

本体の下(前面・背面)なのか、庫内に水がたまっているのか、扉のまわりが濡れているのかで、疑う原因が変わります。

▶ いつ漏れるか

常に漏れているのか、一定の時間だけかを見ます。時間をおいて周期的に漏れる場合は、霜取り(デフロスト)の排水がうまく流れていない可能性があります。

▶ 冷え方に変化はないか

水漏れと同時に冷えも悪いときは、単なる排水の問題ではないことがあります。冷えについては業務用冷蔵庫が冷えない原因と応急処置もあわせてご確認ください。

業務用冷蔵庫から水が出る主な原因

ドレンホースの詰まり

庫内で発生した霜取り水は、ドレンホースを通って排出されます。ここにホコリや油汚れ、食品くずがたまると排水できなくなり、あふれた水が漏れ出します。厨房やバックヤードのように油分やゴミが多い環境では特に詰まりやすいため、家庭用より頻繁な確認が必要です。

ドレンパンの破損・ズレ

排出された水を受けるドレンパンにヒビが入っていたり、正しい位置からずれていたりすると、水を受けきれずに床へ漏れます。清掃時に戻す位置がずれていただけ、ということもあります。なお機種によっては、ドレンパンに受けるのではなく建物側の排水口へ直接排水するものもあります。

霜取り水の排水不良

排水経路が詰まっていたり、経路が冷えて凍結したりすると、水が流れにくくなることがあります。庫内に厚い霜が付いている場合は、溶けた水の量が排水能力を超えてしまうこともあります。

ドアパッキンの劣化・扉の閉まり不良

パッキンが劣化すると庫内に外気が入りやすくなり、結露が発生しやすくなります。業務用は開閉回数が多く、パッキンへの負担が大きいのが特徴です。半ドアのまま使っていたり、食材の詰め込みすぎで扉が完全に閉まっていないケースも同様です。

本体の傾き・設置状態

本体が傾いていると、水が本来の排水経路に流れず漏れることがあります。厨房内で機器を移動したあとに水漏れが始まった場合は、まず設置状態を疑ってみてください。

自分でできる確認と応急処置

営業中でも試せる範囲の対処です。無理のない範囲で行ってください。

▶ ドレンまわりの清掃

ドレンホースや排水口に汚れが付着していないかを確認し、清掃できる範囲で取り除きます。

▶ 設置の水平を確認

脚の高さにズレがないかを確認します。ただし食材が入った業務用機は非常に重いため、無理に本体を動かそうとせず、確認にとどめてください。傾きが疑われる場合はご相談ください。

▶ パッキンを拭く

やわらかい布でパッキンの汚れを拭き取ると、密着性が改善することがあります。

▶ 庫内の入れ方を見直す

詰め込みすぎで扉が閉まりきっていないか、吹出口を塞いでいないかを確認します。

あわせて、漏れた水で床がすべると事故につながります。応急的に水を受ける・拭き取るなど、安全の確保も忘れないようにしてください。また、水が電源プラグやコンセント、延長コードのそばまで広がっている場合は、濡れた手で触らず、無理に拭き取ろうとせずにご連絡ください。

業者に相談すべき目安

次のような場合は、清掃だけでは解決しないことが多く、点検をおすすめします。

▶ ドレンパンが割れている・部品の交換が必要

▶ パッキンが硬化・変形していて、拭いても密着しない

▶ 水漏れと冷却不良が同時に起きている

▶ 原因が分からないまま水漏れを繰り返す

水漏れを放置すると、悪化したり冷却不良につながったりすることもあり、食材管理や営業に支障が出るおそれがあります。早めの点検が結果的に損失を抑えます。製氷機や食洗機など他の機器も含めた水漏れ全般については厨房機器の水漏れの原因と応急処置をご覧ください。製氷機で氷のできが悪いといった不調もあわせて出ている場合は、業務用製氷機の氷ができない・少ない原因もご参考ください。

水漏れを防ぐ日常の習慣

ドレンまわりの清掃、パッキンの拭き取り、庫内の詰め込みすぎを避けることは、そのまま水漏れの予防になります。開閉の多い業務用こそ、日々の短い点検が効きます。具体的な習慣は厨房機器を長持ちさせる日常メンテナンスでご紹介しています。

なお、古い機器や生産終了品で「部品がないから買い替えるしかない」と言われた場合でも、あきらめる前に一度ご相談ください。トーキョーアポロメンテナンスは、他社で断られた修理にも対応しており、部品の製作や加工を含めて直せないかを検討します。実際に、メーカーサポートが終了した機器を修理してお使いいただいているケースもあります。詳しくは厨房機器の修理を断られた方へをご覧ください。

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