
業務用フライヤーの火がつかない、種火(パイロット)がつかない──揚げ物が主力の飲食店では、営業がすぐ止まってしまう緊急事態です。あわてて何度も点火操作を繰り返すのは危険なこともあります。この記事では、東京で業務用厨房機器の修理を行うトーキョーアポロメンテナンスが、フライヤーが点火しない主な原因と、自分で確認できること・プロに任せるべきラインを、要点をしぼって解説します。
まず確認:ガスが届いているか
火がつかないとき、最初に確認したいのはガスがフライヤーまで届いているかです。次の点をチェックしてみてください。
▶ ガスまわりの確認ポイント
・ガスの元栓・機器のガス栓が最後まで開いているか
・ガス栓とフライヤーをつなぐゴムホースが折れ曲がっていないか
・同じ厨房のほかのガス機器(コンロなど)は問題なく点火するか
・ガスメーターの安全装置が作動して遮断していないか(地震・長時間使用後など)
ほかのガス機器も一斉につかない場合は、フライヤー本体ではなくガス供給側の問題が疑われます。ガスメーターの復帰方法は、ガス会社の案内に従って落ち着いて操作してください。
種火がつかない・すぐ消えるとき
ガスは来ているのに種火がつかない、ついてもすぐ消えてしまう場合は、種火まわりのトラブルが考えられます。
多くの業務用フライヤーは、ツマミを押し込みながら回して点火し、そのまま10〜20秒ほど押し続けないと種火が安定しない構造になっています。押す時間が短いと、種火のそばにある安全装置(立ち消え安全装置)が「火がついていない」と判断し、ガスを止めてしまいます。まずは、ツマミを少し長めに押し続けて試してみてください。
それでも種火が小さい・つかないときは、種火の出口(パイロットバーナー)が食材のカスや油、ホコリで汚れている可能性があります。汚れで種火が小さくなると、メインバーナーまで火が届かず着火しません。あわせて、種火の炎を感知する部品(熱電対・サーモカップル)が焦げや汚れで反応しにくくなっていると、種火が消える原因になります。この部分の点検・調整は、専門的な作業になります。日頃のバーナーまわりのお手入れは業務用バーナー清掃の正しいやり方もご参考ください。
油の過熱防止装置が働いていないか
フライヤーには、油の温度が上がりすぎたときに加熱を止める安全装置が備わっています。これが作動していると、種火が保持されず点火できない状態になることがあります。多くの機種にはリセットボタンがあり、機器の安全を確認したうえで解除すると復帰する場合があります。
ただし、安全装置が何度も繰り返し作動する場合は、温度を感知する部品や制御の異常が隠れているサインです。無理に解除を繰り返さず、点検を依頼してください。温度が思うように上がらないケースについては業務用フライヤーの温度が上がらない原因と対処法で詳しく解説しています。
それでもつかないとき・やってはいけないこと
上記を確認しても点火しない場合は、ガスの安全のためにも自己判断での作業は控えてください。とくに次のような場合は、すぐに使用を中止します。
・ガスのにおいがするときは、点火せずに元栓を閉め、窓や換気扇で換気し、ガス会社や専門業者に連絡する
・バーナーやガス配管、電装部品を自分で分解しようとしない(ガス機器の内部修理は資格を持つ専門業者の領域です)
業務用ガスコンロが同じように「シュー」と音がするのに火がつかない場合の確認は、業務用ガスコンロの火がつかない原因もあわせてご覧ください。安全にかかわる部分は、早めにプロへ相談するのが結果的に一番の近道です。
他社で断られたフライヤーもトーキョーアポロへ
トーキョーアポロメンテナンスは、東京を中心に業務用厨房機器の修理・メンテナンスを承っています。メーカーや購入先を問わず対応し、部品の生産が終わった古いフライヤーや、「もう部品がないので買い替えを」と他社で断られた機器も、部品の製作や加工を含めてできる限りの修理をご提案します。営業への影響を最小限にするため、24時間365日、緊急のトラブルにも迅速に対応します。フライヤーの火がつかずお困りの際は、お気軽にご相談ください。




